税金の豆知識

Q45 医療費控除できるものって?

1301view

医療費控除できるものって?

毎年、年末にかけて、「医療費控除」の話題がよく出てきます。
どんな制度?メガネ買ったんだけど、医療費控除できるの?病院への交通費は?どうやって請求するの?なんて感じです。

1. 控除できる金額は?

原則、年間10万円を超えた医療費が対象になります。
簡単にいうと、11万円医療費を払ったら、10万円差し引いた1万円が「医療費控除」の額になります。

● 医療費控除の額=年間支払医療費合計-保険等で補てんされる額-10万円(※)

(※)総所得金額等が200万円未満は、総所得金額等の5%の金額

なお、上記計算は、あくまで「控除額」であって「還付額」ではありません。所得税計算時に「控除」できる金額ですので、実際の還付額は、原則「控除額×税率」となります。
(税率は、各人所得により異なります)

10万円を超えた1万円が実際に返還されるわけではない点、留意しましょう。

1. 医療費の対象は?

医療費控除できるものって?

医療費にはいろんなパターンがあるので、判断に迷うんですね。

・ 医師や病院等、専門家による「治療」が必要なもの
  (疲労回復、美容は「治療」ではありません)

予防的なものは含まれません
  (健康増進、人間ドック等は、予防的なものですので×)

(カテゴリごとのまとめ)
カテゴリ 医療費控除○ 医療費控除×
治療 病院、歯科の治療費、薬代 健康診断・人間ドック・美容整形
入院 入院代・食事費用 差額ベット代
(なくてもよいから)
入院時の消耗品
(なくてもよいから)
マッサージ 医師やあん摩・マッサージ・指圧・柔道整復師が行う場合 単なるマッサージは×
薬局等での市販薬 ビタミン剤、漢方薬、予防接種
交通費 病院までの公共交通機関交通費
(移動困難な場合のタクシーは○)
マイカーガソリン代、タクシー、駐車場代
妊婦 妊婦検査費用・出産入院費・不妊治療 里帰り出産の飛行機代
(飛行機で帰る必要なし)
介護 在宅で介護保険をつかった時の介護費用 訪問介護(生活援助中心型)
メガネ
コンタクト
医師の治療上必要とされ、治療方法に合致するもの
(レーシックは○)
通常のものは×

3. 対象となる医療費の時期は?奥様の分は?

毎年、1月1日から12月31日までに支払った分です。
本人あるいは生計を一にする親族のために、医療費を支払った場合に一定金額の所得控除を受けることをいいます。

「生計一」は、同居じゃなくてもかまいません。また、「扶養控除」外の奥様でも、生計が一緒であれば、医療費を合算して、どちらからでも申告することできます。

4. どうやって返還してもらうの?

病院が返還してくれるものではありません。「医療費」自体ではなく、払った医療費分「税額を安くしてもらう」制度ですので、「税務署」から返還されるものです。

別の言い方をすると、税金が返ってくる制度ですので、いくら「医療費控除」があっても、払うべき所得税がなければ、1円も返ってきません。

なお、「医療費控除」は、会社で年末調整してもらえませんので、ご自身で確定申告をして還付してもらうことになります。

参照URL

(医療費を支払ったとき)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1120.htm

(医療費控除の対象となる医療費)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1122.htm

濱田会計事務所への無料ご相談・お問い合わせは0120-932-116まで

まずは無料面談からお話をお聞かせください。
どんな些細なお悩みでも結構です。
お電話お待ちしております。

0120-932-116

お問い合わせはこちら