税金の豆知識

Q138 商品券購入・利用時の会計処理/税務処理

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Q138 商品券購入・利用時の会計処理/税務処理

仕事上、「商品券」を購入する場合はありませんか?
例えば、お客様への「販売促進用」や、従業員の「お祝い用」など、商品券を活用する機会は多いかもしれませんね。

この商品券の処理・・税務上は、いろんなパターンがあって論点がいろいろあります。
今回は、「商品券」を購入した側の、購入時・利用時の税務処理についてまとめます。

 

1. 商品券ってどんなもの?

図書券や旅行券、ビール券、QUOカードなど、何らかの商品と換金できる価値のあるものです。

 

2. 商品券購入時の会計処理

 

(1) 勘定科目は?

購入時は、「商品券」や「貯蔵品」など、資産の科目で計上します。
ただし、実務上は、購入時に、直接利用する「費用」科目で仕訳を行い、決算期末に「未利用」の商品券につき「商品券」等の資産科目に振り替える場合が多いですね。

 

(2) 消費税の取り扱いは?

商品券の購入行為は、単なる「貨幣価値があるもの」との交換に過ぎませんので、消費税はかかりません
商品券購入時のレシートには「非課税」とか「対象外」などと記載されていると思います。
(商品券は、税務上は「物品切手等」と呼ばれる種類の1つとなります)。

税務上の「物品切手等の購入・利用・期末時の会計処理」は、Q75「貯蔵品の会計処理」をご参照ください。

 

3. 商品券利用時の会計処理

利用目的によって、科目や、消費税の取扱いが異なりますので、注意しましょう。

勘定科目 消費税の取り扱い
自社で利用する場合 消耗品費など
(利用した科目)
「課税仕入」
得意先に渡す場合 交際費 ① 日頃のお礼として渡す場合 ⇒「不課税仕入」
② お中元、飲食費、紹介手数料等として渡す場合 ⇒「課税仕入」
不特定多数の
一般消費者等に販促用として
配布する場合
広告宣伝費 「課税仕入」
広告宣伝費と販売促進費の違いについては、Q29をご参照ください。
従業員に支給した場合 「給与」 「不課税仕入」(※)

(※)商品券を受け取った従業員側は、「所得税課税」となりますが、「社会通念上相当と認められる」金額は、非課税となります(消費税は対象外)。Q103をご参照ください。

 

4. 税務調査

商品券に関する税務処理については、「税務調査」でよくチェックされる項目です。
商品券の購入や利用が、業務と関連性があるか?(=個人的な支出ではないか?)という観点で、「経費性自体が否認」されるケースもあります。
 

配布金額・配布先・配布日時などを記載した「管理台帳」を作成しておき、利用使途や、誰に渡したか?を後から説明できるようにしておくことが必要です。

 

5. 参照URL

(寄附金や交際費の取扱い)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shohi/6463.htm

(雇用契約等に基づいて支給される結婚祝金品等)
https://www.nta.go.jp/law/tsutatsu/kihon/shotoku/04/03.htm

 

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